2006年12月11日
同級生
特に深い交流があったわけではないのに、なにかのおりにふと思い出す人が、いる。
今日思い出したのは、小学校の時の同級生。おそらく中学も一緒だったのだけど、その辺はまったく記憶がないところを見ると、中学時代は話したことがなかったのかも。
東京からの転校生で、田舎モンの私らから見たら、あかぬけた感じであった。国語の時間に「リア王」の読み合わせをした時に、「矢は、放たれたのだ!」という所を何度読んでも「世は、鼻たれたのだ!」という風に読んでいるように聞こえてしまい、笑いが止まらなかったのを覚えている。
考え方とか物言いが、風変わりだと思った。「みんなも本当は“おかしい”と思ってるだろ?!なんで言わないんだよ!」と、思ったことははっきりという子だった。中学に入ってからは、洋楽(!)にのめりこんでいたらしい。彼について知っているのは、ここまで。
今、どうしているのかと思ったら、ミュージシャンになっていた。それも、ありがちな“自称”じゃない。CDもたくさん出しているみたいだ。おまけに私の好きな劇団のお芝居の劇中歌にも使われているじゃないか!
小さな頃から好きなことを貫いて、それでごはんを食べている。
やっぱり変わっているなぁ。でもかっこいいじゃん。
私のことを、こんな風に思い出す人は、いるんだろうか‥‥?
by 多ぬ吉 at 23:33