好き？嫌い？

２晩続けてまおが寝床で泣いている。

朝、時間通りに起きられなかったと言ってはむくれ、私の朝食の支度が遅いと言ってはふくれっ面をし、学校に行く準備が出来ていないと文句を言う。朝食の支度は私が悪いが、その他は自分で気をつけてやるべきことだと注意をしたら、ふてくされて挨拶もせずに学校へ行ってしまった。

夜になって布団に入る頃になってから
「いい子になるって約束したのに、直せない。こんなまおでも好きなの？」と何度も聞いてくる。
「うーん、そうだねえ‥‥。何度注意しても話を聞かない時とかは“大好き”とは言えないけど、嫌いだと思ったことはないよ」
すると声を上げて泣く。
「まおは、まおは、あーちゃんに怒られている時もあーちゃんが大好きなのにー！！」

うーん、こういう時は何て説明すればいいんだろう。
小学校の中学年にもなれば大人が本気でむっとくるようなセリフも吐くわけで、そういう時まで100％“まおだーい好き♪”とは思えないよ、でもまおのことは大好きなんだよ、ということなんだけどなあ。

２晩とも、「まおのこと、もう好きじゃないんだね？」「ううん、違うんだよ」と押し問答をすること１時間（←ここだけ読むと男女の痴話喧嘩みたいだな）。

気持ちを伝えるって、難しいね。