2006年04月21日
かもめ食堂
どうしてもどうしても観たくて、行ってきた!>かもめ食堂
オールフィンランドロケ。出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ。監督:荻上直子、原作:群ようこ。北欧家具にインテリアてんこ盛り。
こんなに好みが集まっている映画、観に行かずにおれようか。
↓かもめ食堂のパンフ。スーツケース型で、タグもついている。かわいいよね?
レディースデーだったせいもあって、立ち見まで出る大盛況ぶり(他の回もすべて立ち見だったというのだから驚きだ)。
フィンランドのヘルシンキで、おにぎりをメインにした日本食の食堂を開いているサチエ(小林聡美)。開店しても人が来ず、やっと来たお客さん第1号は日本カブレの青年だけ。そこに加わるミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)の、普通なんだけどちょっとずれている日常がゆるーく流れていくお話。
主人公サチエの気張りすぎないきりっとさ加減が、「私もちょっとがんばってみようかな」という前向きな気にさせる。
第二の主役とも言える、鮭の塩焼き、豚のしょうが焼き、おにぎり‥‥食堂のメニュー。おいしそうなんだ、これが。
使っている食器もアラビアとかイッタラで、「あるよー、この食器、うちにあるー」と心の中でうなずき、もたいまさこが着ている服を見ては「マリメッコ、初めて知ったがかわいいぞっ。ホコモモラだー、ワタシはそれのスカートを持っているぞっ、そのシャツが欲しいぞっ」と心の中で絶叫。
表面的には大爆笑も大感動もないけれど、いいです、この映画。また観たい。今度は座ってね。
by 多ぬ吉 at 22:17