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うちのカレー

「あのねえ、『おうちのカレーに豆が入っている人』って聞かれて、手を挙げたらまおだけだった」
まおの学校のいつぞやの給食は「豆カレー」だったらしく、その時に担任がみんなに聞いたのだそうだ。

「他の子のおうちのカレーは、お肉とじゃがいもと人参と玉ねぎが入っていて、とろっとしたカレーなんだよ」

うんうん、普通にカレーって言ったらそういうのを思い浮かべるよねえ。でもうちは、カレールーは滅多に使わないし、具もその時あるものを使うからね、いつも同じにならないんだよねえ。

絶対に入るのはカレー粉だけ。
鶏肉とタケノコの入ったタイ風カレーはよく出すね。
夏ならトマトとなすとズッキーニに塩振って、野菜の水分だけで煮たカレー。
手早く作るときは、大豆の水煮に挽肉とか、コンビーフとコーン缶のカレー。
肉じゃがや煮物が余ればそのまま具になってるし。

要はカレー粉(これもガラムマサラやコリアンダー、パプリカなんかをわーっと混ぜて作ることもあり)が入って、汁状になっていれば「カレー」なのだ、うちでは。
こういった具をカレーだと言って出し続けてきたので、まおもそんなもんだと思っている。大きくなって料理するようになれば、応用が利くからぜひ覚えておいてね、まお♪

by 多ぬ吉  at 23:57
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