うなぎに引き続き
ちーが今度は「穴子、穴子、あなごが食べたーい」と騒いでいる。こないだ「うなぎ、うなぎ、うなぎが食べたーい」って騒いで食べたばっかりなのに。
「だってさー、穴子って今が旬なんだってよ。おいしいうちに食べに行こうよ〜」
はいはい、わかりました。あるんですね、穴子料理専門店というのが。本日のお食事は「穴子料理 ます味」。
気さくで話し好きのご主人が、ひとつひとつ料理の説明をしてくれる。なんでも穴子というのは、締めてしまうとたちまち内臓の臭いが身についてしまうので、食べる直前まで生かしておくのだそうだ。
突き出しは、穴子の肝煮。あんこうの肝よりくせがなくて、おいしい。
続いて穴子のお造り。穴子のたたきも。初めて食べた!
穴子鍋、煮穴子、穴子鍋の後のだし汁で穴子雑炊。穴子天ぷらに穴子の竜田揚げ。白焼き。もう穴子づくし。
「一般的に“穴子”と呼ばれて売られているものより小さいでしょう?でもこれが本当の穴子なんですよ。」確かにいつも食べる穴子1本握りとか、回転寿司で食べる穴子に比べると、3年ものでもとても小さい。
‥‥一般的に“穴子”と「呼ばれている」?
「ええ、実はあれ、穴子ではなく○○(あえて名は秘す)なんですよ。」
えええええええええー。
嘘だと思いたいけど、でも今日食べている穴子といつも食べている穴子は食感が全然違うんだよ‥‥。しっかりインプットされた情報、次からスーパーで穴子を見かけたら想像しちゃうじゃないか。
「“穴子”と呼ばれている」話を頭の中から振り払い、引き続きお食事に集中。とどめは穴子丼!
お吸い物は、はまぐりと見まがうような大きさのあさりがどっさり入っていた。
デザートのグレープフルーツゼリーは、果汁を絞って、皮に流し入れて作ったもの。あっさりさっぱり。
満腹〜。おいしかった。ちー様ごちそうさま♪