豆まき
近所の神社では、毎年盛大に豆まきが行われる。今まで一度も行ったことがなかったのだけど、今年はまおも連れて行ってみた(行事に間に合うように早めに学童クラブにお迎えに行ったら、「豆まきがあるので今日はお休み」という子が多くて笑った)。
境内は、豆だけじゃなくてお菓子もまかれるせいか、かなりの人だかり‥‥
上から降ってくる豆とお菓子をキャッチするために、袋を用意している。みんな準備がいい。
知らなかったから手ぶらで来ちゃった。そしたら、クラスのお母さんが袋を分けてくれた。ありがとう。
豆まきが始まったら、すごいわー。わーっと歓声が上がって、紙袋の口がぱかぱかぱかーっと開いて、豆キャッチ!お菓子キャッチ!最前列にいたまお達一行はまずまずの成果だった模様。
昨年だったか、豆まき役の町会長さんが勢いあまって豆を入れていた升を「うぉりゃーっっ」と投げてしまい、それが私の友達のお子さんの顔面を直撃したという話を聞いていた。それに少しでもお菓子をとろうと段ボールをかざしたり、開いた傘を逆さまにして持っていたりという人もいるから危ないと聞かされていたのだけど、今年はちゃんと警備員がついていたので大丈夫だった。ほっ。
豆まきの後は、子供に福袋が配られる。ぼーっと見ていたら「大人の方の分もありますからどうぞ」と言われたので、素直にいただいた。町会や商店、個人の方の寄付で作られているこの福袋、ひとつひとつ中身が違うのが面白い。おおむねお菓子が入っているのだが、八百屋さんの福袋にはりんご、アンパンマンショップの福袋にはアンパンマントレーナーとリュックといった具合。
と、いう訳で、なかなか楽しい節分行事なのであった。
そんなこんなで豆まきの後、お友達宅でお茶してから帰宅。
家でも豆まきをするので、一応ちーには早く帰るようにお願いしてあるのだが、まだ帰ってこない。先にお風呂に入って待つことにした。
まおが「おーちゃんが鬼だから、お面作ったのつけてもらうんだ」とはりきっている。そうかそうか、じゃあ早いとこ体を洗って出ようか。そして私がシャンプーをしている時。
突然ドアが開いて
「鬼はー外ーっっ!!」の声と同時に、豆が!
背中に豆が当たる。ちょっと待てーっ。なんで風呂場に豆?
「え?ナニ?何?」と混乱する頭で状況を把握しようとするのだけど、それに追い打ちをかけるようにびしびしと豆が飛んでくる。
逃げたくてもシャンプーの途中だし、風呂場ゆえ隠れる場所もない。泡だらけの頭のままで、シャワーを探しながら「信じらんなーいっ!」と絶叫するのみ。
ちーは自分が鬼になって痛い目に遭うのがイヤだからと、先制攻撃で豆をまいたんである。しかし入浴中の人がいる風呂場にまくか?
‥‥当然風呂場に豆散乱。中には湯船に入ってゆで大豆と化しているものも‥‥。全部拾って、何日か後におかずにして出してやろうか(笑)