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墨繪(すみのえ)のパンとディナー

ムスメ、1日校外学習につき新宿駅まで送り。
地域図書館で借りた本を返すのに、まだ未読部分があったので開館までの待ちを兼ねてファストフードで読書。そのまま他の本も読み返してしまい、さらに文房具を買いに行かなければならないことを思い出し、図書館まで行くも返却ポストに投函。‥‥なんのための待ちだったのか‥‥。

新宿まで逆戻りして紀伊國屋→ジュンク堂をはしごしていたら、もうムスメ迎えの時間!別行動していたちーに連絡を取り、新宿駅で合流。

今日のディナーは「墨繪(すみのえ)」。新宿駅西口地下食堂街にある洋食屋。レストランにはパンの販売コーナーが併設されている。ここのパン(ハード系)がおいしくて、寄れる時は何かしら買っていく。レストランは以前から気になっていたのだけど、なかなか入る機会がなかった。

地下街で、しかも周りに立ち食いそばやカレーライスといったクイックメニューがちらちらしそうなロケーション(実際にそれらの店舗はないのだけど、ま、そんな雰囲気)。
到着した時間は16時半とかなり夕食に早い時間だったのだけど、今日のディナーは予約でいっぱいだというので、迷ったけど入店することにした。

料理は前菜・メイン・パスタ・デザート、各々数品の中から選んでいくプリフィクススタイル。せっかくだからと、家族全員違うものをオーダー。
ここはパン屋を併設しているだけあって、出てくるパンが激うま!食事のつけあわせにするハード系のパンがおいしいって嬉しい。前菜が出る前からハイスピードで平らげてしまう。パンのおかわり4回もしました(しすぎだって)。

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(写真、大失敗。実際はこれの数倍はおいしそうです)
私がチョイスしたメイン、鶏肉とたけのこのキャラメルのフォンドボー煮。甘辛い味が私好み。ちーは海の幸いろいろ(一口サイズのほたて、えび、かに、まぐろが様々な調理方法で出てくる一皿。ちーが頼まなければ私が頼みたかった)、ムスメは豚ヒレ肉のパセリバター風味。鶏肉と豚ヒレ肉の皿はやや味付けが濃いめかな。パンがすすむ味。

料理もさることながら、サービスする人々の物腰が丁寧。過剰でもなく足りなくもなく、ほどよい距離。ウエイター・ウエイトレス共に年配の方が多いのだけど、それが逆に落ち着いた雰囲気を醸し出している。大きなテーブル席には生花がどーんと飾ってあるのが贅沢。地下食堂街の一角(←しつこい)なのに、こんな空間があるとは!
※よりこの雰囲気を堪能したければ、人通りが見える入口の席より、店の奥にある席がベター

価格帯としては、ファミレス慣れしていたら高いと思うけど、コース料理を食べ慣れている人は、もう少しフンパツして、ワンランク上の店に行ってみたいかな‥‥という微妙な感じ。まさにちょっとおしゃれな洋食屋。
私だったら、昼は買い物帰りに、夜は仕事の区切りがついた時のご褒美として食べに来るかな。ごちそうさまでした!

by 多ぬ吉  at 23:59