クリスマスに吠える

さて、クリスマスイブである。

昨日は妹の家に泊まり。甥っ子と姪っ子は、大きな靴下をぶら下げて、お手紙をつけている。

「サンタさん、ぼくは○○○○と○○○と○○の×××のタイプのやつを下さい。できれば早めにお願いします」
「サンタさん、わたしわ○○○○がいいです」

おーい君たち、サンタクロースを何者だと思っているのかねー。
子供達にとってクリスマスは「サンタクロースがなにかをくれる日」なんだろうな。でもこれ、私はすごく引っかかるのだ。

今時の子供ときたら(わー年寄りくさい、でもホントにそう思うんだもの)、身の回りにモノが溢れているせいか、モノを大事にしない。「欲しい欲しい」と騒ぐ割に、手に入れて喜ぶのはほんの一瞬で、すぐに飽きられてしまう。少子化の影響もあり、何かにつけて親・親戚・じいちゃんばあちゃんと、たくさんのお財布の口が開くので、ものをもらうことにありがたみはあまり感じていない気がする。

そんなに財布の口があって、すごくすごく欲しいモノはないのに、溢れんばかりのモノに囲まれているのに、更に縁もゆかりもないサンタクロースにモノをねだるのか！(ちょっと言い過ぎ？)

私はクリスマスだからと無条件でモノを与えるのが嫌で、一応根拠として北欧神話の「一年健康に過ごせたお祝い・冬至を過ぎて新しい太陽の誕生のお祝い(←かなりうろ覚え)として、サンタクロースがよい子に過ごせた家にやってくるのだ」という話を毎年ムスメに聞かせている。

昨年までは、サンタクロース宛に手紙を書いて、来てくれてありがとうの牛乳とクッキーを置いて寝ていた。今年は‥‥

「サンタさん、私に○○をください」のメモ書き！　orz　今まで話をしていたのは何だったんだ‥‥

頭堅いかな、私。