A PEOPLE CINEMA 5作品を配信
「現在の台北を描いたのは、エドワード・ヤン以来だ」
製作総指揮を務めたホウ・シャオシェンは、そう語る。
どこまでも孤独、どこまでももろく、どこまでも強く ── 。
車で生活する中年の男、人と混じり合えない少年、「ジョニーはそこにいますか?」という間違い電話を何度も受ける一人暮らしの女。
3人の孤独な魂が、生々しい台北の情景の中でさまよい、やがて、新しい未来を見つけていく。
台湾新生世代の感覚が表現された美しき一作だ。
映像で、人の心を描く。
昨年、ベルリン映画祭で最新作「福岡」が上映されたチャン・リュル監督のターニング・ポイントとなった一作。
韓国映画界を代表する名優、パク・ヘイルと、演技派に成長したスター、シン・ミナが競演。
韓国、古墳の街、慶州<キョンジュ>、この地を訪れた男・ヒョンと、そこに住む女・ユニ。
時を越えて消えたものがふたりを強く結びつけ、そして、いつか見た、生と死の間に、その悲しみが熔けていく。
台北と、台東。美しい光と影の、映像世界。
内面深くあまりに切ない、映画監督・シルヴィア・チャンの作家としての極致。
香港&台湾ニュー・ウェイブと共に生きた女優、シルヴィア・チャン。
エドワード・ヤンらニュー・ウェイブの才能を支えてきた存在から、作家として新たな境地へと至った一作だ。
両親の離婚で離ればなれになった兄妹と、妹の恋人、3人の心の揺れや親への想い。
過去と現在が複雑に交差する物語が辿り着く、観るものの心を揺さぶる結末とは ── 。
A PEOPLEのメンバーが日本配給を手掛けた一作。
長編デビュー作「つむじ風」、第2作「眠れぬ夜」が各国の映画祭で高い評価を得た、韓国インディーズ映画の雄、チャン・ゴンジェが監督、河瀨直美がプロデュースを手掛けた。
夢の映画をめぐる、ささやかな恋と無限の映画の物語。
奈良県・五條を舞台に、韓国人女性と日本人男性の邂逅を、2部構成の異なる物語で紡ぐ。
本作に出演後、主演のキム・セビョクは、キム・ボラ監督「はちどり」、ホン・サンス監督「それから」など注目の作家の作品に次々と抜擢されている。
韓国映画の新たなミューズとして注目される女優のスタート点となった作品だ。
スプリングハズカム配給作品、今回特別にA PEOPLE CINEMAとのコラボレーションが実現した。
まだ夢から覚めない大人の青春映画。
「慶州(キョンジュ)ヒョンとユニ」のチャン・リュル監督が、若者たちの閉鎖的な日常をモノクロームの世界の中に描く。
「息もできない」のヤン・イクチュン、「悪いやつら」のユン・ジョンビン、「ムサン日記 白い犬」のパク・ジョンボム、3人の注目の映画監督が出演者として集められ、主演は、「海にかかる霧」のハン・イェリが務めた。
以上の5作品が、アップリンク・クラウドが展開する「Help! The 映画配給会社プロジェクト」にて、9月30日まで期間限定で配信中、配給会社別に映画見放題パック配信を行っている。
アジアの作家たちの、美しい映画が、ここにある。
「台湾巨匠傑作選2020」
9月19日(土)~11月13日(金) 新宿K’s cinemaにて上映
「台北暮色」 9月23日(水)、9月29日(火)、10月3日(土)、11月2日(月)上映
「あなたを、想う。」 9月23日(水)、10月9日(金)、11月3日(火)上映
アップリンク・クラウドにて2020年9月30日まで期間限定配信
配給会社別見放題パック!/Help! The 映画配給会社プロジェクト