李鳳宇が配給・製作した「244」本の映画、
プロデュースした「1」本の舞台
アカデミー賞受賞、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』を世界で初の舞台化、「244本」もの映画を配給・プロデュースしてきた李鳳宇=LB。
グローバル化する映画界への提言を含め、すべてを語り、書き尽くす――。
李鳳宇の著書「LB 244+1」が6月中旬、発売される。本書のサブタイトルは「ポン・ジュノ、ケン・ローチ、パク・チャヌクを発掘し、「月はどっちに出ている」「KT」「フラガール」を創った者として――。」。
LB――李鳳宇(リ・ボンウ LEE BONG WOO)。
配給とプロデュースを手掛けた映画は「244」本、さらなる「+1」として、2023年、『パラサイト 半地下の家族』の世界初舞台化を手掛ける。
この「244+1」の全作品について自ら書きおろし・語りおろし。
『シュリ』の大ヒットにより、日本映画界におけるアジア映画の市場を築いた。
『JSA』『復讐者に憐れみを』でパク・チャヌク作品を、『殺人の追憶』でポン・ジュノを日本に紹介。
イ・チャンドン、ホン・サンスなどアジアの名だたる作家の映画を公開してきた。
韓国のトップ俳優、ソン・ガンホの作品を8本も配給している。
今日の韓国映画・ドラマのムーブメントの礎をつくったのが李鳳宇=LBだったのだ。
(付記するなら、台湾のエドワード・ヤンも『恋愛時代』『カップルズ』などを配給。)
欧米に目を転じれば、イギリスのケン・ローチ、マイケル・ウィンターボトム、デンマークのスサンネ・ビア、アメリカのトッド・ソロンズ、フランスのパトルス・ルコント、ドイツのミヒャエル・ハネケ……と世界中の巨匠たちの初期からの作品を配給してきたことがわかる。
これだけの配給を行いながら日本映画の製作も行ってきた。
『月はどっちに出ている』『フラガール』『パッチギ!』などの多くの名作を生みだす。
さらに是枝裕和、岩井俊二、中島哲也、西川美和らの初期作品にもかかわってきた。
現在、映画界のグローバル化が進展する中で「KT」という早すぎる日韓合作映画も手掛けている。
『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞の本賞を受賞し、配信プラットファームで大量の映画がつくられ、流れる時代。
そんな時代の中で李鳳宇=LBは何を考えているのか?
「今回の舞台「パラサイト」は、東阪あわせて46公演ですが、これを英語で舞台化したら、きっと何百回と公演ができると思います。出演者も変わり、国も変わって、そして、設定も変わる。そうして形を変えて世界へ拡大していくことが、これからは大事なのではないでしょうか。僕はキャリアをたまたま映画から始めたけれど、これから映画にとどまる必要はないと感じています――」
(本書「LB 244+1」“グローバル化する映画”より)
映画の過去・現在・未来への視点がそこにある――。
李鳳宇トークイベント開催決定!
「LB 244+1」発刊記念
著者 李鳳宇トークイベント
7月22日(土) 13:00開演
会場:神保町ブックセンター
トーク(90分)
*トーク終了後、希望者の方に書籍へのサインを行います
応募資格:A PEOPLE SHOPで「LB 244+1」購入者限定
→1人につき1冊購入→応募資格獲得/ただしイベント参加者は応募者多数の場合は抽選により決定
→イベント参加希望←チェックボックスつける
スケジュール:A PEOPLE SHOPでの限定販売は6月16日(金)14:00~7月12日(水)23:59まで
→7月14日(金)にイベント当選者にメール配信(会場など詳細をメールします)
A PEOPLE SHOP
A PEOPLE BOOKS
A PEOPLE
「LB 244+1」
定価:2,420円(2,200円税抜)
発行:A PEOPLE株式会社
発売:6月16日(金)よりA PEOPLE SHOPにて先行販売
7月中旬よりアマゾンほか一部書店にて発売
A PEOPLE SHOP