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ロウ・イエ舞台挨拶
サタデー・フィクション


オダギリジョーさんの
キャスティングは最初から決めていました

11月3日(祝・金)、「サタデー・フィクション」が初日を迎え、舞台挨拶がシネリーブル池袋で行われた。2019年以来4年ぶりに来日を果たすロウ・イエ監督と、脚本家・プロデューサーを務めたマー・インリー、キャストのオダギリジョーと中島歩、が登壇した。ロウ・イエ監督はまず、「久しぶりに日本に来ることができてとても嬉しいです」と日本の観客へ挨拶。

ロウ・イエ監督は、キャスティングについて聞かれると「オダギリジョーさんのキャスティングは最初から決めていました。原作に出てくる役とは少し設定が違うのですが、原作を読んでオダギリさんにお願いしたいと考えていました。それからコン・リーさん、そしてパスカル・グレゴリーさんの出演が決まり、本格的に物語ができあがっていきました」とはじめからオダギリのキャスティングを意図していたことを明かした。

続けて、「物語を作っていくうちに、バイオレンスを担うキャラクターが欲しいとなり、中島さんが演じた梶原を新たに追加しました。初めて中島さんにお会いしたのはオンラインの画面の中でしたが、どこからどう見ても文学青年だったので、この役を任せていいのか不安になったのですが、本人が『やれます』と言ってくれたので任せることにしました」と中島のキャスティングについて語った。

オダギリジョーは「モノクロの映画を映画館で見られるというのは贅沢な体験だと思いますし、音楽もほとんど排除されていて、すごく洗練された映画になっています。これは絶対ケータイで見るような映画ではないですし、早送りなんてもってのほかですよね。この贅沢な体験をぜひ劇場で楽しんでいただければと思います」とメッセージを残し、イベントは終了した。

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「サタデー・フィクション」


サタデー・フィクション
監督:ロウ・イエ
脚本:マー・インリー
出演:コン・リー/マーク・チャオ/オダギリジョー
原題:蘭心大劇院 Saturday Ficiton
2019年/126分/中国
配給:アップリンク
宣伝:樂舎 
©YINGFILMS

ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺、シネマジャック&ベティほか全国順次公開中


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作家主義 ロウ・イエ
発売日:2023年10月27日(金)、アマゾンほか一部書店にて発売
定価:2,420円(本体:2,200円+税10%)
発行:A PEOPLE
販売:ライスプレス


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