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CULTURE / MOVIE
ホアン・シー×けもの・青羊(あめ)×佐々木誠
「台北暮色」への想いが込められたPVをめぐって
photo by:星川洋助

シンガー・ソングライター青羊(あめ)のソロ・プロジェクト「けもの」が今年(2019年)6月に発表した楽曲「ただの夏」は、そのPVの撮影場所を台北に求めている。そこには、ホアン・シーが映画「台北暮色」で描いた台北の風景と限りなく近しい空気がみなぎっていた。「台北暮色」を見て以来、同作品のファンだという青羊とPVの監督を務めた佐々木誠が、台北の情景に込めた思いとは何だったのか。12月、DVD発売記念で来日プロモーションを果たしたホアン・シーに、作品の制作意図、撮影の裏側を語ってもらった。


青羊 青羊(あめ)と申します。

佐々木誠(以下佐々木) 佐々木です。お目にかかれて光栄です。

ホアン・シー(以下ホアン) (日本語で)ハジメマシテ。こちらこそお会いできて嬉しいです。おふたりが作られた「ただの夏」のPV、拝見しました。

青羊 ありがとうございます。ドキドキ(笑)。

ホアン 映像全体がとてもきれいで、本当にビックリしました。すごくよかったです。

青羊 あ、そうですか、よかった(笑)

ホアン 我々、台北に住んでいる人間にとって、普段よく行くところが映っていて、「あ、こんな映像になっているんだ」って思いました。

佐々木 まず彼女(青羊)に「台湾でPVを作りたい」という希望があったんです。

青羊 最初は、東京で撮る予定だったんです。でも、撮影の許可を取るのがいろいろ大変で(笑)。たまたまプロデューサーの王公誠さんと1年くらい前に知り合っていたので、だったら「夏の曲だし、王さんに会いに行って、暖かい台湾で撮ったらどうかな」と。そこから佐々木監督に相談して「台北ストーリー」「牯嶺街少年殺人事件」といった台湾の映画を見始めたんです。

佐々木 僕はホアン・シー監督と同い年で、エドワード・ヤンやホウ・シャオシェンの映画のファンだったんです。でも、台湾には行ったことがなくて……。

ホアン この撮影が初めて(の台湾行き)だったんですか!? それなのに、映像的にこんなに素晴らしいものになるんですか! 

青羊 台北が大好きで何度も行っている知り合いに、(クー・ユールンとリマ・ジタンが走る)橋の場所を教えてもらいました。あと、王さんが駐車場の屋上とか、台北の美しい場所を事前に押さえてくれました。

佐々木 スケジュール的に難しくて、僕らはロケハンができなかったんです。その事前情報と、あとはひたすら街を移動しながらその場のインスピレーションで撮りました。

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青羊 (「台北暮色」と「ただの夏」は)色が似ている感じがしますね。

佐々木 「台北暮色」はもともと(「ただの夏」の)撮影をやってくれた堀井威久麿くんが大ファンで、僕らにも「見た方がいい」と言っていて。自分の映画(「ナイトクルージング」)のマスコミ向けの試写を渋谷のアップリンクで終えたあと、(その日が『台北暮色』最終上映の)吉祥寺のアップリンクに駆けつけて見ました(笑)。

青羊 ふたりで走っていって(笑)。

ホアン それはご苦労様でした(笑)。

佐々木 でも、すごく感動して、僕の中でも特別な作品になりました。台北に住んでいる若者の日常に入っていくような感覚があって。

青羊 私の中には「台湾の人たちは“今”を楽しんでいる」というイメージがあったんです。でも、「台北暮色」には日常での傷や哀しみが感じられて、日本人と近いのかな、と。私たちと同じ感覚なんだなって思いました。

ホアン 台湾には日本の文化の影響を強く受けていた時代もありましたし、もちろん今もそうです。私たちからすると、台湾の文化を受け入れてくれる日本の幅広さを感じます。なんでも受け入れてもらえるんだって、すごくビックリしているんです。

青羊 私たちには逆の印象がありました(笑)。

ホアン 私たちは日本が大好きですから。日本の文化を取り入れるのが早いですし、うまく取り入れます。なんでも取り入れていますよ(笑)。

青羊 これ、ご存じですか?(と言って、缶コーヒーの型を取った小さなゼンマイ式おもちゃを取り出す)

ホアン はい。PVの中に出てきましたよね。

青羊 なぜ、私たちがこれをPVに入れたかわかります? 「台北ストーリー」に出てきていたので、私たちも入れてみたんです。

ホアン 覚えています。でも、ビックリしました。実は今回、発売された「台北暮色」の特典映像(本編から最終的にカットされた映像)の中に、同じようなおもちゃが映っているんです。缶コーヒーとは違いますけど。

佐々木 見ました、見ました。「台北ストーリー」へのオマージュみたいなものがあったんですか?

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ホアン 「ない」と言ったら、エドワード・ヤン監督に失礼ですよね(笑)。実はあのシーンを撮るとき、美術スタッフがかごいっぱいのおもちゃを用意してくれたんです。

佐々木 ガンダムもありましたね(笑)。

ホアン はい(笑)。私からは何も指示していなかったんですけど、どういうわけか、役者はほかのフィギュアみたいなものにも手をつけず、このおもちゃを手にとるんです。なので、エドワード・ヤン監督へのオマージュとはちょっと違うんですけどね(笑)。ただ、撮った映像は気に入っていて、最初、オープニングに入れていたんです。

青羊 なんだか白っぽい感じの映像になっていますよね。

ホアン カメラマンが手前にスノーボールを置いて撮ったんです。私は「人工的なフィルター」と呼んでいるんですけど(笑)。

青羊 (佐々木に)これ、私たちもやりましょう。

佐々木 じゃ、つぎのPVで(笑)。でも、カットされた映像を特典で拝見すると、男優のシーンが多いですよね。コンビニ前のシーンなんて、(クー・ユールンが)かなり重要な台詞を話したりしているじゃないですか。それでもカットされたのは、ヒロインを中心に描くためでしょうか。

ホアン おっしゃるとおりです。カットするのは残念でしたけど、映画作りにおいて、すべてに目配りすることはできません。どのシーンを残してカットするかは、編集マンとずいぶん戦いました。彼は経験豊富な人で、リマ・ジタンを中心に描いた方が映画が見やすくなると。結果としては、その判断でよかったです。さすがだなと思いました。

佐々木 あまりキャラクターの過去を描かない作品ですよね。それが逆に物語を豊かにしていると思いました。

青羊 想像させますよね。

佐々木 今回の『ただの夏』PVを作る上で、『台北暮色』にシンパシーを感じたのはそういう部分もあると思います。日常の中にいる人物を描いて(その人物の背景を)想像させるという。

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ホアン 役者にはキャスティングの段階で脚本を渡しました。それと同時に、演じるキャラクターの背景を記した資料も渡したんです。確かに、男性のシーンをいろいろカットしましたけど、結果的に「余白」もできたような気がします。

佐々木 物語がゆっくり、体に入ってくる感じがありました。心地よかったです。

ホアン 初めて会った人の過去や現在なんて、わかるわけがないじゃないですか。一目でその人のすべてを知ることなんて不可能です。時間をかけて知っていくものですよね。今日もおふたりに初めてお会いしていますけど、話をしながら、たまねぎの皮をむくように、お人柄が感じられています。それは、私にはとてもいいグラデーションになっています。

青羊 「ただの夏」が収録されたアルバム「美しい傷」は「過去の傷も10~20年経つと美しく見えて来ることがある」という思いを込めて作ったんですが、人には見せることのない心の傷みたいなもの(を思うこと)って、もしかしたら「台北暮色」と通じているのかなって。だから、「ただの夏」のPVも色が似ているのかなって。男女の夏をちょっと過去から引いて見て作ったような曲なんですけど。昔の思い出を遠くから見ているような……。それがようやく美しく見えてきた、みたいな。

ホアン (うなずきながら)わかる気がします。

青羊 もうひとつPVの参考にしていたのがソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」でした。日本人の私からしたら、カウントダウン表示される信号機ひとつにしても新鮮で、台北の見慣れない風景が面白く映りましたし、そんな視線も(PVに)出ているかな、と。

佐々木 台湾には「着いてすぐ撮った」という感じでした。着いて4時間後くらいにはもう撮り始めたという感じで(笑)。僕の中での台北は「台北暮色」なんです。今の台北そのもの。イコールでした。『台北暮色』の世界に異邦人が彷徨っている、迷子になっているというイメージですね。 「ロスト・イン・台北」……いや、「ロスト・イン『台北暮色』」です(笑)。

ホアン 面白いです(笑)。先日、アメリカで小さな特集上映があって、「台北暮色」も上映されたんです。そのとき、アメリカ人に言われたのですが、「オムニバス形式の香港映画『十年』と続けて見て混乱しました。あなたの『台北暮色』には素敵な台湾が映っているのに、『十年』の台湾編には混乱してつらい街が映っている。いったいどちらが本当なんだ」と。答えづらかったですね。壇上でついボーッとしてしまいました。「私は前向きに生きている人間ですから」なんて冷たい答えまでしちゃって(笑)。でも、今、おふたりのお話を聞いていて「あ、こう答えればよかったんだ」と思いました。つまり、完璧な人間なんていないということですね。そして、それぞれの人間に、それぞれの台湾がある。今度、同じ質問を受けたら、おふたりの声を使わせていただきます(笑)。

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青羊 ちょっと答えづらい質問になっちゃったら、ごめんなさい。「台北暮色」も「台北ストーリー」も、日常の中で見えにくい光が見えてくるような感じが私の中であるんです。ゴッホの絵にも同じようなことがいわれているんですが、アーティストにしか見えない光があるというか。ホアン監督はそういう自分にしか見つけられない光を見つけようとしたりなさっているのでしょうか。

ホアン 確かに、難しい質問ですね(笑)。たぶん、私でいえば光と影の関係のことなのかなと思います。私が映画を学び始めた当時はフィルムを主に使っていました。今のデジタル機材しか知らない関係者にとっては、ちょっとわかりづらいところがあるかもしれませんが、「台北暮色」の撮影監督のヤオ・ホンイーさんもフィルムでたくさん作品を残しています。ヤオさんは美術の出身でもあるんです。特に光に関しては敏感で、フィルム撮影においては露出をコントロールするのが何より大事。露出度によって光も色も変わってしまいます。今は「とりあえず撮っておこう」みたいな感じも多いですが、昔は違いました。今回、「台北暮色」に独特の光が感じられるとしたら、カメラマンの力や個性が反映されているのだと思います。フィルムで撮ったようなデリケートな映像になっていますよね。本当にヤオさんに撮ってもらってよかった。でも、これ、質問の答えになっていませんよね。ごめんなさい(笑)。

青羊 いえいえ。

ホアン 私は青羊さんが考えるような人間ではなく、本当に浅はかですから、何にもしていないんです(笑)。でも、人を観察するのは好きです。

青羊 日本人も観察されていますか。

ホアン 残念ながら、まだそこまで時間を取ることができていないんです。日本に来るときは毎回、仕事で、慌ただしくて観光客と変わらない(笑)。本当は1ヶ月くらい住んで、日本人の生活をゆっくり見てみたいんですけどね。

青羊 けっこう長いですね。

佐々木 でも、それくらいないと日常は見えてこないですよね。

青羊 私の考えている時間よりも、もっと長い尺でホアン監督は時間を見ていらっしゃるのかなって思いました。

ホアン でも、あのPVを台北に着いて4時間で撮り始めたというのは素晴らしいですね。

佐々木 いやもう、「台北暮色」のおかげです。あの台北を見たら、撮りたくて仕方なくなりましたから。もし僕らに1ヵ月あったら、また変わっていたと思いますけど(笑)。「ただの夏」PVの撮影は4日間だったっけ?

青羊 そうですね。

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佐々木 でも、濃い4日間でした。ずっと撮り続けていました。撮りどころの多い、撮りがいのある街でしたね、台北は。

青羊 橋の上では夜、ちょっと雨が降っているときに撮影に行きましたけど、すごくきれいでした。野良犬の吠える声がすごく聞こえて、ちょっと怖くもありましたけど(笑)。

ホアン あの橋の下は野良犬がいっぱいいるんですよ。すごく高さのある橋です。撮影されたときは風が強かったですか?

青羊 風はなかったですね。

ホアン それはよかったです。風が吹くと、あそこはすごく揺れるんです。

佐々木 あの橋はプライベートでも行かれるんですか?

ホアン 行きません(笑)。あそこはもうたくさん(笑)。撮影に入る前に、いろいろリストアップしたロケ地のひとつでした。

佐々木 いろいろ探すのにご苦労された場所を、そのまま使わせてもらっちゃって、すみません(笑)。

ホアン いえいえ。だって、4日間しかなかったんですもんね(笑)。

青羊 駐車場の屋上はすごくきれいでした。

佐々木 王さんに「ここじゃないか」と連れていってもらって。今年(2019年)の4月に撮りました。

青羊 私は撮影の1年前(2018年)の3月に高雄の方に行っていたんです。そのとき暖かかった記憶があったので、4月でも暖かいのかなと思ったんです。

ホアン 3月までは快適ですよ。とても過ごしやすい。「台北暮色」は7月に28日間で撮りましたけど、最高気温が42℃でしたから。

青羊 よかったです、私たちは4月で。ちょうどいい暑さでした(笑)。

ホアン 撮影のとき、プロデューサーに苦情を言われたんです。「これからは夏を舞台にした脚本を書くのはやめてくれ」って(笑)。

佐々木 照明(の熱)もあるからキツイですよね。

ホアン 役者もボーッとしちゃって、演じていても「何を見ているかわからなくなった」と言っていましたね。だから、今は冬の話を書いています(笑)。

青羊 それ、ホントの話ですか(笑)?

ホアン (日本語で)ホント、ホント(笑)! でも、「台北暮色」がおふたりの作品のお役に立てたことはとても嬉しいです。

青羊 よかった、怒られなくて(笑)。今度は「ただの冬」を作りましょうか(笑)。

ホアン 台湾の冬は閉塞感がありますね。暗いというか。

青羊 台北の冬は暗いんですか。

ホアン 私は撮りたくないですね。いつも雨ばかり降っています。しつこいくらい降るんです。

佐々木 でも、「ただの夏」の撮影は楽しかったですね。長年、映像の仕事をやっていますけど、あれほど楽しかった経験もなかなかありません。また台北で何かを撮ることができたらと思います。

青羊 ところで(村上春樹著「ノルウェイの森」の文庫を出しながら)これ、読まれたことありますか?

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ホアン 同じことを台湾のほかの人にも言われたことがあります。

青羊 そうなんだ、嬉しい(笑)。

ホアン 村上春樹さんの作品は若いときにいっぱい読みました。

青羊 私も若いときです(笑)。

ホアン 無意識に村上さんの世界を作品の中に投影しているかもしれませんね。カメラマンのヤオさんとカフェで話しているとき、レイモンド・カーヴァーが書いたエッセイの話題が出たりしていました。カーヴァーは村上さんもお好きだったと記憶しています。そういうものが間接的にカメラを通して出ているのかなって推察するのですけど。

佐々木 村上さんはカーヴァーの翻訳もされていますね。

ホアン はい。カーヴァーはいい作家です。

青羊 カメラマンの方がカフェで話しながら監督の目線をとらえているという作業は面白いですね。そういう時間をかけていらっしゃるから、「台北暮色」のような映像が生まれるんだなって。見る人の状況によって、とらえ方も変わる映像なのかなって思います。

佐々木 本当に「余白」があるんですよね。見るたびに感想が変わるかもしれない。

ホアン 私自身もそうなんです(笑)。音響の調整をしているときがいちばん見返しましたね。あるとき、機嫌が悪くて、イライラしながらミキシング・ルームに入ったんです。音響の担当者に「この映画、最低!」って怒ったことがあって(笑)。あのときはこの映画が嫌いでした。

青羊 なんでー(笑)?

ホアン そうしたら、音響マンに「いやいや、後半、いいよ。我慢して見てよ」って、なだめられましたけど(笑)。自分がみっともなくて、恥ずかしかったです。

青羊 監督の次の作品が楽しみです。

ホアン つぎはニューヨークを舞台に考えています。

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佐々木 あ、僕、昔、ニューヨークで映画撮りました。これがその「Fragment」です。(DVDを出しながら)よろしければご覧ください。

ホアン (日本語で)アリガト!

佐々木 ホアン監督は僕と同い年ですけど、子どもの頃、影響を受けた作品となると、何になりますか。ちなみに、僕は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですけど。

ホアン 同じです(笑)。「スター・ウォーズ」にも影響を受けました。「インディ・ジョーンズ」シリーズも好きです。

佐々木 一緒だ。「E.T.」とかもですよね? スピルバーグばっかりだ(笑)。

青羊 「台北暮色」と全然(タイプが)違いますね(笑)。

ホアン こんな感じの人間で申し訳ないです(笑)。クリエイターというのは、分野が違っていても、共通するものがあると思います。たとえば、世の中の見方などが一致したりすると、勇気づけられますね。自分は孤独じゃないんだと。すごく励まされますし、今日もおふたりからエネルギーをもらえました。

佐々木 あの、今日の記念にサインをもらっていいですか(笑)?

青羊 あ、私も(笑)。

ホアン じゃ、私にもください(笑)。おふたりにお目にかかれて楽しかったし、嬉しかったです。

青羊・佐々木 こちらこそ、ありがとうございました!

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構成:賀来タクト


ホアン・シー(黃熙)
1975年、台北市に生まれる。ニューヨーク大学在学中にホウ・シャオシェン監督の「憂鬱な楽園」にインターンとして参加。2001年に帰国後は宣伝広告業界で働き、ホウ・シャオシェンの「黒衣の刺客」、テレビ用の短編映画「House」の製作に関わった。「台北暮色」が監督デビュー作品となる。ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンを継ぐ注目の女性監督。


けもの
“けもの”はシンガーソングライター青羊のソロプロジェクト。楽曲『めたもるセブン』(2017年菊地成孔プロデュースアルバム「めたもるシティ」に収録)が2019年春公開の映画「ナイトクルージング」エンディングテーマに起用。2019年6月に楽曲『ただの夏』を含むEP「美しい傷」を6月12日リリース。2019年11月には初めてのZINE 『けものたべる』を刊行。

けもの公式サイト
「ただの夏」PV


佐々木誠
映画監督、映像ディレクター。2006年、初監督ドキュメンタリー作品「Fragment」が公開。その後、「インナーヴィジョン」「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」「プレイルーム(『熱海の路地の子』)」などを発表。
最新作は「ナイトクルージング」。

「ナイトクルージング」
アップリンク「見逃した映画特集」にて上映。
アップリンク渋谷 2020年1月23日(木)/アップリンク吉祥寺 2020年1月14日(火)~16日(木) 「見逃した映画特集」


台北暮色 公式サイト

映画「台北暮色」ブルーレイ&DVD 発売中

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