アリーナがプロデューサーになる
時代がやってくる
近年CDを中心とする音楽ソフト産業が下降する中、ライブエンタテイメント産業は拡大の一途を遂げ、それに伴いアリーナやホールの需要も拡大してきた。
しかし、コロナ禍による市場への打撃や、コロナ禍以前から始まっていた音楽ビジネス構造の変化はアリーナ施設自体の存在意義をあらためて問い始めている。
これからの音楽産業は、どうなっていくのか?
ライブエンターテインメントは、どうなっていくのか?(アリーナ、ホールはどうなるのか)
多くの運営者が悩んでいる。
12月下旬、書籍「アリーナがつくる未来」が出版される。
さまざまな問いに対し、音楽の<歴史(これまで)><現在(いま)><未来(これから)>を知り、音楽に対する基礎教養と現状認識を身に着け、アリーナ、ホールなどと結びついたこれからの<課題(すべきこと)>を確認した上で、未来のビジョンに基づいたプロデューサーになってもらうことが本書の目的である。
ネアンデルタール人と音楽の出逢いから、エジソンの蓄音機の発明まで。
そして、ビートルズの登場、日本における吉田拓郎の登場における変革、現代の坂グループへと至る、壮大な音楽の歴史。
音楽配信やサブスクリプションによる音楽売り上げの現在も記す。
横浜の再開発構想、北海道のボールパーク構想、中野サンプラザを中心にした再開発。
具体的なプロジェクトの事例を挙げて、アリーナがつくる未来について考えいく。
(主な内容)
●序章 これからのアリーナビジネス
●第1章 今のアーティストが置かれている状況
●第2章 そもそものアリーナの起源は何か?
●第3章 ソーラーブドウカンという可能性
●第4章 音楽の発展史
●第5章 日本のヒットチャート史
●COLUMN ビートルズからチューリップへ「魔法の黄色い靴」が開けたもうひとつの扉
●第6章 アリーナビジネスの概況
●第7章 エリアマネジメントと街づくり
●EPIROGUE アリーナがプロデュースする未来
アリーナがつくる未来
著者:池田隆一(株式会社NOWHERE代表取締役)
高橋俊憲(株式会社電通 アリーナ室長)
発売:2022年12月下旬
定価:1,980円(税込)
発行:A PEOPLE株式会社
販売:ライスプレス